打率を上げるには体を開かない、顔を動かさない
バッティングの時に体を開かないように、顔を動かさないようにと言われたことがあると思いますが、そのような基礎基本を実践したバッティングの解説です。
顔を動かさない
特に目新しいことはありませんが、基本に忠実なバッティングです。
顔を残すことでボールをしっかりとらえることができミスショットが減ります。
肩を入れ替えていても顔はぶれていません。
顔は動かさず、あごの位置にある左右の肩を入れ替える意識でスイングすると顔のブレは無くなります。
体を開かない
体を開いてしまうと、上半身をそれ以上回転できなくなるため腕の力だけで打つことになり、強い打球を打つことが難しくなります。
インコースに対しては前で捉えるためスイングスピードを十分に加速することができますが、アウトコースに対してはスイングスピードが不十分な状態になるため、バットが届いてもヒットを打つことが難しくなります。
そのため、体を開かないというのがバッティングにおいてはセオリーです。
体を開かないということに関しては、きちんとしたスイングを身に着ければ練習では実践可能です。
しかし、試合ではインコースを攻められて体が開き、その後アウトコースに対して開いて崩されるということがあります。
まずはフォームを固めることが大事ですが、試合で使えるようにするには頭に覚えさせる必要があることにも留意する必要があります。
体が開かないというありきたりなことですが、これを試合で常時できる選手は意外と多くないのではないでしょうか。
インコースを振った後にしっかり振り返る習慣づけが必要となるでしょう。
(2017年11月13日 トクサンTVより)