甘い球をミスショットしないようにするには?
甘い球を捉えたと思ってもミスショットしてしまったことがあるのではないでしょうか。
この動画ではその理由について検証しています。
体を開かない
まず一つ目は体の開きです。
ほとんどの打者は流し打ちより引っ張りを得意としていると思います。
そのため、甘い球が来ると思いきり引っ張ろうとするでしょう。
この時、体が開いてしまうとバットの芯がボールとずれたり、ヘッドが遅れて出てきたりして思った打球が飛ばないという結果が起こります。
体を開くのはインハイなど開かないと打てない場合のみで、開かなくても打てる投球に対しては体を開いてはいけません。
体を開かずに引っ張るということは、ポイントをセンター返しの場合より少し投手寄りにするということです。
体を開かないということを強く意識しながら練習に取り組みましょう。
ボールの外側を狙わない
ミスショットの二つ目の理由としては、引っ張ろうとしてバットをこねたり、ボールの外側にバットを入れようとすることが挙げられます。
この打ち方では強い遠心力と鋭いスイングを生み出すことはできません。
バットは体の近くから遠くへ出すことで大きなエネルギーが生まれます。
引っ張るというのは結果論であって、基本はセンターから気持ち逆方向です。
その上でタイミングが少し早く、ポイントが少し投手寄りになると引っ張りの強い打球を打つことができます。
ボールの狙うべきポイントは高めであれば少し内側、低めであれば真ん中より少し下の部分です。
甘い球が来ても冷静さを失わず、気持ちが逸ることを抑えて、いつも通りのバッティングをすることが肝要です。
(2018年3月17日 トクサンTVより)