バットを操作するのではなく、バットに操作されて打つ
多くのバッターは力強いスイングを心掛けてバッティングに取り組んでいますが、ここでは徹底的に脱力し、ヘッドの重みを使った打ち方について解説しています。
力づくでスイングしようとするとバットを棒のように扱うことになり、遠心力を生かすことができません。
体が大きく、フィジカルが強い場合はそのような打ち方で飛ばすことができますが、そうでない場合はヘッドの重みと遠心力を使った打ち方をする方が効果的です。
ここではトップからヘッドを背中の方に落とし、その勢いを生かしたままスイングに繋げています。ヘッドが後から出てくることで遠心力をヘッドに集中させることができ、インパクトの際に大きな反発力を生んでいます。
動画ではインパクトの時も力を入れないと説明していました。
しかし、硬式で重い球を投げる投手に対してはインパクトで体幹に力が入っていないとボールの力に負けてしまうことが考えられます。
解説している廣畑氏は大阪桐蔭、亜細亜大、JR東海というアマチュアのエリート街道を歩んできた方ですので、強いフィジカルがあると考えられます。
脱力スイングでバッティングしながら、丁度良い力の入れ具合を探していくのがいいでしょう。
（2019年5月22日 飛鳥/ASUKAより）
