インパクト直前でバットは最下点を迎える
ダウンスイング、レベルスイング、アッパースイングの中でどれが理想か答えが見えていないバッターは多いと思います。
基本的にレベルスイングが理想とされていますが、トップの位置からインパクトの手前の位置にかけてバットを振り下ろし、インパクトにかけて振り上げるという縦振りをするとライナー性の強い打球を打つことができます。
レベルスイングは地面に平行なスイングと一般的に言われていますが、この動画ではボールの軌道に平行なスイングと定義しています。
ボールの軌道はストレートであっても投手側から捕手側にかけて落ちてきますので、ボールの軌道にバットを入れると必然的に上向きのスイングになります。
インパクトの瞬間にバットが上向きのスイングをしているため、軟式のようにボールの真ん中を打っても打球は上がります。
硬式のようにボールの少し下を打つとさらに上がり、ホームラン性の弾道になります。
一番バットコントロールしやすいのは途中でバットの軌道を変えないダウンスイングですが、これでは飛距離があまり出ません。
はじめのうちは難しいですが、インパクト直前でバットを上向きの軌道に変えられるスイングを身につけましょう。
(2019年7月15日 JBS武蔵より)