グリップは真っ直ぐ出す、ヘッドは遠回りさせる
バットを最短距離で出せ、と指導された経験のある人は結構いると思いますが、ヘッドも最短距離で出してしまうとダウンスイングになり、落ちるボールに対応できません。
グリップは真っ直ぐ出してもヘッドは遠回りさせることが大事です。
(2020年1月25日 ミノルマンチャンネル)
動画の中で説明があるように、トップからインパクトに向かう過程で押し手側を脱力させるイメージで捕手側に手首を捻るとヘッドが遠回りします。
こうすることでヘッドがボールに当たるまでに助走距離を取ることができてスイングスピードが上がると同時に遠心力も上がるため、ボールに大きな力を加えることができます。
注意点としてはヘッドを倒し過ぎてはいけないということです。
ヘッドが過度に倒れると体からの距離が長くなり、バットをコントロールできなくなります。
バットを制御できないとヘッドの重さに負けてヘッドが寝た状態になったり、ドアスイングになったりします。
バットコントロールができる範囲でヘッドを倒しましょう。
(2020年2月15日 ミノルマンチャンネルより)
またヘッドを倒す際にヘッドがトップの位置よりも上がらないようにする必要があります。
ヘッドをトップの位置から上げるとトップを2回作るような形になりバッティングが安定しません。
いわゆる二度引きと同じことです。
ヘッドは遠回りさせても上から下にスムーズに出すイメージを持ちましょう。