元プロ松中による打撃指導
打率とホームランを両立させた打者はどのような意識で打っていたのでしょうか。
インコースは膝をぶつける
インコースのボールをファールにせずフェアゾーンに入れるためにはインサイドアウトで打つようにと述べていますが、その際に腕と足を連動させることが大切としています。
腕がインサイドアウトなのに足が外から内に回ってしまうと連動しません。
軸足の膝を回すのをできるだけ我慢して、膝をぶつけるようなスイングをすべきとしています。
ただ基本はアウトローを待って、インコースに来たら体を回転させるとも述べています。
この時の回転はイメージであり、体を開くということではないのでしょう。
低めがファールになるなら、上から叩く
低めはバットが下から上に動く軌道で打つので、下からすくいあげるイメージで打つのが一般的です。
ただ、その打ち方でキャッチャー方向へのファールが多くなってしまう場合はヘッドの重さに負けてヘッドが下がっているということです。
そのようなケースではあえて上からボールを潰しにいくイメージで打つようです。
ただ、この打ち方でバックスピンを上手くかけられるのは硬式の場合です。
軟式だとポップフライになりますので、ボールの少し上を叩く必要があるでしょう。
(2020年9月25日 こちら野球放送席~イージーパイ~より)