一旦前足に重心を乗せて後ろ足に戻す
打球に体重が乗らない、打球が上がらないといった悩みをお持ちの方も多いと思います。
軸足に重心を乗せっぱなしにせず、一旦前足に体重を乗せると強い打球を打てるようになります。
打球が上がりやすくなる
一旦前足に体重を乗せてから後ろに戻すと体全体が後傾します。
少し後傾することでバットの軌道が上向きになり、打球が上がるようになります。
また、前足が伸びることでパワーロスもなくなります。
ホームランバッターのフォームに近づくことで長打が期待できるようになります。
タイミングを合わせやすくなる
さらに緩急にも対応できるようになります。
割れを作ることでも緩急に対応できますが、割れだけではタイミングのみの対応で、崩された時に強い打球を打つのは難しいです。
この軸足から前足、そして軸足への体重移動を身に着けることで緩いボールに対しても体を後傾させて壁を作り、強い打球を打てる可能性が高まります。
骨盤を前から後ろに戻す練習
動画の中で骨盤を投手寄りに出して構え、インパクト時に捕手寄りに戻して打つ練習をしています。
この動きでは骨盤と入れ替わってバットが前に出ていくため、バットがスムーズに出るようになります。
さらに、上半身が後ろから前に動くためその中で間を作ることができ、変化球にタイミングを合わせることができるようになります。
骨盤と上半身の入れ替えを意識して取り組みましょう。
まとめ
体を前に出してから再び後ろに戻すということを体に覚えさせることは大変ですが、これを身につければ打球に勢いが増すことが期待されます。
片足ティーなどの練習も織り交ぜながら習得していきましょう。
(2017年10月20日 トクサンTVより)