元プロ和田一浩によるインパクト理論
名球会入りを果たした元プロ和田一浩によるインパクトの考え方です。
脱力しつつもしっかり力を伝えるスイングとはどのような感覚なのでしょうか。
前腕の内側を使う
腕相撲をする際は手首から押しているように見えて前腕の内側を押し付けるような動きをしています。
その観点から押し手の親指から捻るような形で前腕を押し付け、インパクトするようです。
この打ち方だとヘッドも自然に返ります
この時手首を立てるような形になってしまうと投球に押し負けます。手首は手の甲側に立てるのではなく、内旋させるような形で捻るイメージです。
落合博満はインパクト時に小指から順に握っていた
日本プロ野球史上屈指のバッターである落合博満はインパクトまで強く握らず、インパクトにかけてバットの一番下にあたる小指から順に握っていたと話しています。
そして真似したけどできなかったとも話しています。
握らずというのは誇張で、軽く握ってインパクト時にそのように力を入れるということでしょうが、遠心力を使いたい打者には参考になりそうです。
(2020年12月2日 日本プロ野球名球会チャンネルより)