股関節の柔軟性を高め、筋力を鍛える
股関節の柔軟性や筋力は打撃のみならず、投球、送球においても大きく影響します。
打撃に関しては、体重移動や腰の回転がスムーズで力強いものになることから打球に力感が生まれます。
伸脚しながら体重移動を繰り返す
股関節の柔軟性、可動域を高め、同時に筋力アップにもつながるトレーニングとして、重りを持って両側に交互に伸脚しています。
しかも重りを水の入ったペットボトルにすることで重心がぶれる環境を作り、体幹強化にもつなげています。
この動きでは非常に強い下半身の粘りが求められ、お尻や太ももの筋力も同時に鍛えることが出来ます。
一朝一夕ではマスターできませんが、普通にできるようになると打球が飛躍的にアップすると期待されます。
自宅でもできる効果の大きなトレーニングですので、ぜひ実践してみましょう。
体幹を逆方向に捻る
スイングをすると体全体を捕手方向から投手方向に捻りますが、ここでは胸は投手方向、おなかは捕手方向に捻るように意識して捻転差を生み出しています。
確かに全身を投手方向に捻ってしまうと体が流れてしまい、壁が作りにくいのかもしれません。
おなかを逆方向に捻ることで壁にし、そこでエネルギーの行き場を一旦止めて胸より上に流すことで、スイングスピードを上げているように見えます。
(2018年6月12日 トクサンTVより)