前足の膝を踏み込むことで体が開かない
インパクトの際に前足の膝を少し踏み込むイメージを持つと、体が開かなくなり、変化球を拾えるようになったり、体勢を崩されてもしっかりした打球を放つことが出来るようになります。
踏み込み足の膝を意識する
打つ時に踏み込み足の膝に力を入れないと、スイングする方向に膝が割れ、体が開いてしまいます。
これはスイング方向に力がかかるため、膝を中心に踏み込み足に踏ん張る力がないと、そのまま踏み込み足もスイング方向に流れてしまうためです。
そのため、気持ち前足の膝を少し踏み込むようにすると、踏み込み足でスイングによって作られたエネルギーを受け止め、それを上半身からバットへ伝えることができ、ボールを力強く打ち返すことができます。
また、同時に体が開かなくなるため、落ちる変化球も拾うことができるようになります。
引っ張りでこの打ち方は少し窮屈かもしれませんが、センターから逆方向には、今までと比較して非常に強い打球を打ち返すことができるようになるでしょう。
ただ股関節が硬い場合、踏み込み足をブロックし過ぎると腰が回転しづらくなってしまいますので、適度に調節してください。
ツイスト打法
テイクバックの際に骨盤と腕は捕手寄り、おへそは投手寄りに引くようなイメージをすると、上半身の中でも程よい捻りが生まれます。
上半身全体を捕手寄りに捻じると、捻転差は下半身の割れだけになりますが、おへそを投手寄りに捻じる意識を持つことで上半身内でも捻転差が生じ、下半身と合わせて非常に大きな捻転差が期待でき、飛距離アップにつながると思われます。
ただし、おへそを投手寄りか捕手寄りのどちらに向けるべきかについては、つま先と膝の向きが内側か外側かで変わってくると別の記事で紹介していますので、そちらも参照してみてください。
(2018年8月2日 トクサンTVより)