体が突っ込まないように前足に体重移動する~ワンレッグ~
体重が後ろに残り過ぎているとボールにパワーが伝わらず、体が前に突っ込んでもパワーをロスしてしまいます。
そのような時はワンレッグという練習をするとどちらも改善できます。
この練習ではインパクト後に前足一本で立つように体重移動します。
ただし、前足に体重を全て載せてしまうと前側に倒れてしまい、体が突っ込んだ状態になります。
前足で立ち、後ろ側に倒れるくらいがちょうどよいでしょう。
頭を動かさずに足だけ動かすと重心が少し後ろに残るため、前足で一本足立ちした後に後ろに倒れるようになります。
この場合、体重が程よく前足に乗りつつも後ろ側にも少し残っているため、実際のバッティングに近い体重移動ができます。
さらに前足一本で体を支えると前足が回転できないため、身体の開きを抑える練習にもなります。
体が開いてしまう選手にも効果的な練習と言えます。
この練習は下半身に無駄な動きがなくなるので、シンプルに体重移動とフォームのチェックができます。
素振りでもできますので、実際にやってみて、確認してみましょう。
(2018年1月24日 JBS武蔵より)