怪我せず、速く走るフォーム
走ることが嫌いな野球人は多いでしょう。
しかし、走塁も守備も走れなければパフォーマンスが落ちます。
そしてある程度走れなければ普段の練習もままなりません。
今回は疲れず、ケガしにくく、速く走れるフォームの紹介です。
(2020年12月6日 トクサンTVより)
かかとは着かない、つま先で走る
かかとから着くと太ももやふくらはぎに負担がくるため、足が疲れます。
そしてケガのリスクも高まります。
試合の終盤で足が疲れているのはかかと着地で走っているからかもしれません。
後ろに蹴らない、足は前に上げる
足を後ろに蹴ったほうが推進力が高くなりそうですが、実際にはパワーをロスして疲れるだけです。
地面を着地の瞬間に1回で下に蹴り、足はそのまま前に上げます。
ウォーミングアップのもも上げのような感じで、前に進みます。
足首は90度に固定
足首と足を90度のまま固定してつま先から着地すれば自然と足は前に上がり、骨盤を前傾させれば前に進みます。
(2020年4月9日 qoonin TVより)
太ももは地面と平行になるまで上げる
足を前に上げる説明がありましたが、中途半端に上げるのではなく、太ももが地面と平行になるまで上げます。
そして地面を蹴るというよりも飛び跳ねるような感じで足を回します。
腕も上げる
腕の上げ方も中途半端ではなく肘を直角に曲げてしっかり振り、手首が顔の高さに来るくらいまで振り上げます。
そして肘主導で振るように心がけます。
足の指を開く
足の指はパーの状態で、母指球だけを着地させるイメージで走ります。
グーよりもしっかり地面を跳ね返せるのでしょう。
軸足を曲げずにケンケンする
実際に走るときは足を回しますが、練習では軸足を曲げずにケンケンして跳ねる感覚を身につけます。
しっかり跳ねないと、実際に走るときの接地時間が長くなってしまいます。
このフォームを身につければ足のケガのリスクは格段に減ります。
余計なケガをせず、別の練習の効率も上がるでしょう。